……多分、これ、頬か唇か……も、もうどっちでもいいや。
ちらっと目を開けて確かめると、幸広さんはちょっと驚いた顔をしてる。
やった！　幸広さんを驚かせたぞ！！
いつも驚かされてばかりだから、何となく勝ったような気分だ。
【幸広】「……ふむ」
唇を押しつけたはいいが、その後どうしたらいいかわからずにいると……ふいにぐいっと引き寄せられた。
【透】「え？　……あ……んんっ…んっ」
突然幸広さんが深く唇をあわせてくる。
とまどう俺の舌を追いかけて、優しく絡め取られてしまう。
……ど、どうしよう…耳のすぐ近くで、ぴちゃと水音がして頭が沸騰する。
【幸広】「ふ…ん…」
【透】「んっ……んん…ふぅ…」
俺のすべてを吸い上げるみたいな、情熱的なキス。
ときには優しく、激しく愛撫する舌の熱さに俺はもう、うっとりとされるがままになっていた。
【幸広】「透君、大丈夫か？」
ぺちぺちと頬を軽く叩かれて、ハッとする。
今、俺、どっか違う世界にいってたみたいだ……でも、まだ頬が熱くて頭がぼーっとして……。
【透】「は、はい……」
【幸広】「ごちそうさま。続きも気になるけど、透君にはまだ刺激が強すぎるようだ」
頬を染めてうつむくと、幸広さんは優しく俺の頬を撫でてくる。
【幸広】「一度に全部はもったいない。今日はここまでにして、今後を期待しよう」
今後って、今後まだ何かあるのか！？

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大人な魅力たっぷりの幸広との関係にドキドキ☆
と、ここから先はゲームで楽しんでね♪